学校案内

学風と使命

 「次代の母たるべき若い魂に、深い信仰と豊かな教養を培おう」の願いをこめて校祖、左藤了秀が南御堂の一隅に、ささやかな大谷裁縫女学校をはじめてから、はや一世紀が経ちました。

 価値観の多様化した現代社会においてこそ「稔るほど頭の下がる稲穂かな」のように、しっかりと大地に足をつけ、謙虚で誠実な女性を育成していくことが、わが学園の使命であります。

 

学園長  左藤 惠

理事長  左藤 一義

 

校訓

朝に礼拝 夕に感謝

慈悲 やさしく きよらかに

和合 なかよく たすけあって

精進 つとめにはげみましょう

 

学校長よりご挨拶

学校長 堀川 義博

 

 本校は一世紀以上にわたって、女子教育に邁進してまいりました。その教育理念は、宗教的情操教育を軸に校祖左藤了秀先生が唱えた「次世代の命を育む女性にこそ高い教養と豊かな魂を」であります。この理念の下、「朝に礼拝、夕に感謝」の校訓を毎朝唱和して巣立った、優に3万人を超える卒業生は世の中の様々な分野で活躍しており、社会貢献の一助を担っていると自負しています。

 今、振り返って見れば日本は戦後の混乱期から高度経済成長期を経て安定した成熟社会となっています。この背景には、高い教養と豊かな魂を備えた女性が政治、経済その他様々な分野において、重要な役割を果たしてきたことは明らかなことです。

 一方で、少子高齢化は進み、数年後には労働力人口は500万人以上減少するといわれています。この深刻な課題に対して、シニア世代や外国人の労働参加、AIの活用などが検討されていますが、それにもまして女性の力が求められています。中でも女性の特性のひとつとされる調整能力は、この多様化の時代、対話を武器に大いに発揮されると考えます。

 これまでもそうであったように、これからも世の中は女性の活躍がなければ安定した状況を構築することはできません。古今東西を問わず社会は、智慧を身に付け、人を慈しみ、扶助の心を持ち、日々精進し、感謝の気持ちを素直に表現できる女性を必要としています。女子教育は新たな時代の局面で、さらに重要性が増してきたといえるでしょう。

 本校は、中高6年一貫システムの利点を最大限に生かした教育を実践いたしております。ゆとりある環境のもと、日々地道に努力を積み重ね、智慧を身に付け、様々な経験を通して「心豊かな人間、心のフレームのおおきな女性」をお育てしています。

 さらに、平成31年度より、新たに高等学校3か年教育課程を開設いたします。6か年教育で培ってまいりました女子教育の理念を、3か年教育においても実践し、豊かな魂をもつ女性をより多く社会へ輩出することが、学園の社会的使命と考えております。

 6か年教育と3か年教育の特徴を生かし、学校生活では行事等を共有し、学習体制については、それぞれ分離して教育を実践いたします。

 自己主張主義に陥らず、常にご縁をいただいている方々に感謝し、国際的視野を備えた「やさしく、かしこく、うつくしい」女性になっていただけるよう、全力をあげて取り組んでまいります。