ニュース & トピックス

2017年5月12日

シンガポール大会報告 【科学部】

3月26日、科学部の香門・堤・高橋の3人がチーム“Beaker’s”としてサイエンスキャッスル・シンガポール大会の口頭発表部門に出場し,「The Atmospheric Pressure of the Venus and the Principle of Archimedes as Studied by the Kinetic Theory of Gas」というテーマで研究発表を行いました。“Beaker’s”の3人は,日本から出場した4校のうち、発表順が1番というとてもプレッシャーがかかるタイミングでの発表でしたが、「チームをサポートしてくださった多くの方々への恩に報いる」という強い思いを支えに、落ち着いた口調でそれぞれの持ち味を遺憾なく発揮できました。
singa1
惜しくも入賞は逃しましたが、他チームの研究発表から多くのことを学んだだけでなく、Science Centerで行った科学理論をベースとしたカードゲームや、Asia Genomicsでの企業見学、世界ランキングでは東京大学を凌ぐNational University of Singaporeでの研究室訪問を通じて他国の学生と交流し、コミュニケーションの場で自分の考えをはっきりと示すことの大切さを肌身で感じ取る機会となりました。この経験は,彼女たちが“国際人”として成長するための大きなきっかけとなったでしょう。
singa2
1年前を振り返ると,英語で発表以前に、研究内容を論文にまとめることすら想像もつかない状態であった彼女たちが、こうして海外の研究発表会の場に立ち、理論研究の成果を発表するに至れたことは、本人たちの努力もさることながら、1年間にわたって研究の方向性や考察内容の正当性ついてのチェックをしてくださった大阪市立大学理学部の工位先生を始めとする諸先生方からの手厚いご支援がなければなし得なかったことだと考えております。また,サイエンスキャッスル関西大会での特別顧問賞受賞を機に,発表原稿のチェック並びに貴重な資料をご提供くださいました大阪大学の北岡先生のご支援も,彼女たちの大きな精神的な支えになりました。ご尽力に対して心より御礼を申し上げます。

以下、サイエンスキャッスル・シンガポール大会に出場した3人の感謝のメッセージを紹介します。

◇私にとってサイエンスキャッスル・シンガポール大会は今後の人生の方向性を決めるのに価値あるものとなりました。この大会中、「人間関係の形成に大切なのは相手を知ることである」ということをテーマに研究を進める生徒達がいました。確かに、他国の生徒との会話中に「自分の思い描く未来とは?」、「自分が社会貢献出来ることとは?」という内容が多くあったと思います。更に、私達は研究内容に対し多くの意見や指摘を頂き、新たにステップアップできたように思いました。今回の大会で良い結果を皆様に報告できなかったことは悔やまれることではありますが、今回の大会参加によって、私は受賞に匹敵する大きなものを得ることができました。最後となりますが、PTAの皆様また大谷中学高校様の金銭的援助、私達の研究を一年間ご指導して下さった大阪市立大学工位先生、多くの資料を提供して下さった大阪大学北岡先生、論文の添削また発表練習にお付き合いいただいたマット先生や花房先生をはじめとする大谷の先生方に深く御礼申し上げます。[堤 美和]

◇私はこの大会でチーム研究やプレゼンテーションのノウハウを学ぶことを通じて、多くの人に支えられているということを肌身で感じました。PTAの方々や学校からの支援、大阪市立大学の工位先生や大阪大学の北岡先生の技術的支援によってシンガポール大会出場が実現しました。この場をお借りしてお礼申し上げます。また顧問の先生を始めとする大谷の先生方には幾度となく発表練習に付き合っていただき励ましの言葉をいただいたので、安心して大会に臨めました。大会中は、自分の意見を的確に伝える力が優れている世界の同世代の人たちとの会話は、将来海外で活躍したいと思っている私にとって刺激的なものでした。残念ながら賞を取ることはできませんでしたが、この素晴らしい経験を糧に、今後さらに自分を磨き上げて学んだことを役に立てたいです。このような貴重な経験をさせていただいた全ての方にお礼申し上げます。[香門 麗]

◇今回皆様方のご好意により、このような機会を頂き本当にありがとうございました。本大会に参加することで、私は仲間と共に力を合わせる事の大切さを知り、また世界の人達の研究を知って、世界を相手にして戦う将来の指標となりました。今回、良い結果を伝えられなかったのは心苦しいですが、日本では出来ない、素晴らしい体験をすることが出来ました。最後に、私達へこのような機会を頂くきっかけを作って頂いた森先生、アドバイスを頂き、シンガポールまで引率して頂いた豊田先生、私達の拙い英語の添削や発音の指導をして頂いた英語科の先生方、渡航費用を工面して頂いた学校、PTAの方々、研究指導をして頂いた大阪市立大の工位先生に、重ねてお礼申し上げます。[髙橋 咲良]